COMITIA144 少女漫画編集から学ぶ出張編集持ち込みレポート(文字盤)
こんにちは!安凛(あんり)です。
今年のGWは活気ある年になりましたね、どこも人が多く賑わってました!
当方、安凛もまたのんびりGWを過ごしておりました。
5日にコミティア144を当日に知るなんて・・・。
「え!?今からでもいけるコミティアあるんですか?!」状態で挑んだ出張編集持ち込みとなります。
とりあえず前回は右も左も分からないままの持ち込みになりましたが
今回はとても実りのある持ち込みになったのは、肩肘を全く張ってなかったからだと思います。
先ず前回はバトルアクションの作品を沢山の編集さんにみてもらいましたが
今作は以前の記事にもあるラブコメ「何度も恋をする」を
「はたしてラブコメとして少女漫画雑誌にどう映るのか?」を検証したく、持ち込みいたしました。
先手は・・・。っと悩んでると「雑誌ちゃお様に持っていきなさい」っと言われました。
ハードルやらなんやらは、ひとまず置いておいてですね
女性の編集さんにも理由を伝えました、ラブコメ作品としてどう少女漫画界にうつるのか?っと
快く承諾&読んでくださってベタベタに褒められました。(ありがとうございます;;)
しかし分かりきっていたことは「絵柄」問題
雑誌スペリオール様を紹介されて(青年誌向けではないか?っとのことで)講評を頂きましたが
中々にしてうーん‥。キャラを立たせるや何故ヒロインが好きなのか?の描写とか。
特に見やすさや伝えたいことを絞りに絞った作品なので色々入れ込みたい要素はあったのですが、そうすると正体不明〜ダークヒーロー〜のように
「で?結局なんだったの?」になりかねないなっと。
アドバイス内容は色々ありましたが
「漫画の技法や演出より、基礎を学んで下さい。演出力極めても限界があります(その理論は展開されませんでしたが)」っと仰って頂き講評は有難いなっと思いました。
まだまだ女性誌の情報が欲しいっとデザート様やドラゴンエイジ様で強みを聞いてみようと持ち込みました。
デザート様は懇切丁寧に商業雑誌への道のりを他誌含めてお話してくださり、なんていい人なんだろうっとおもいました。
先ず良い作品を作る力がある、しかし「売り物としてどのターゲット層を狙って描き、好まれる絵柄、物語、展開を雑誌様ごとに意識し、研究し漫画制作に挑んで下さい」っとのことでした。
それが商業デビューの近道ですよ?っと。
ドラゴンエイジ様もふわりとしたオリジリティな作品から掲載になるように絵柄を決めてしまってカチッとした作品にしてみる努力をされてみてはいかがでしょう?っと助言いただきました。
商業デビューって本当に凄いことなんだなっと、編集様全員の作品に対してのレスポンスが熱意溢れてて、もっともっと良い作品描こう!っとやる気が一気にでました。
また正体不明〜ダークヒーロー〜を前回講評頂いたアフタヌーン様、男性編集のお方にも
今回のラブコメを講評して貰いました。
「時計は作者にとって都合が良すぎるアイテム」
「ループものって結構ある」
「恋人の死なら愛してる記憶捨てるのが当たり前すぎ」
っと、もう
控えめにいわないで
好きです。(?)
編集さんを回っていると、どうも褒める→アドバイス
のお話になってしまうので、う〜むっと思うところはあったのですが
このお方が良い!っと言って頂ける作品を描いてしまいたいっと思うほど、的を得ていて
尚且つ講評内容もシンプルで分かりやすい。
「何度も恋をする」のほうが万人向けではありますがこの編集様は「正体不明〜ダークヒーロー〜」好みだったんだなっと。
編集様とはもはや「ご縁」っと思っております。
フィーリングが合う方、作品の中まで理解してくださる方、他色々
ご縁の中でも色々な意見を聞けるのは本当に有難いことで、そこから道筋やアドバイスを無料で頂けるなんて本当に今回行って良かったと思うばかりです。
夏も6月には締切がありますが、今からでも色々プライベート調整して
夏コミと呼ばれる大舞台に行ってみようと思います。
日々、温度差が激しい日が続きますが
皆様も健康だけには気をつけて、良い漫画制作を!