漫画化志望者の成長ブログ

初めての投稿になります。

更なる進化を求めて。(出張編集者さんにお会いしたお話と新作)

こんにちは!安凛です。

 

2023年2月、怒涛の一ヶ月になりました。

 

2月19日、一次創作のイベントコミティア143にサークルのお手伝いも兼ねて、出張編集様に

新作『正体不明〜ダークヒーロー』の講評やアドバイスを求めて参加して参りました。

 

先ずはあれほど前回の記事にも記載しておりました、健康にまさかの避けれない仕事場や家族皆々がインフルA +になったりし、看病や待機期間などが制作に被り

なかなか、思うように進まないこともしばしばありましたが

 

19日のコミティアは無事に健康で参加できました。

 

今作3月1日に仕上がった正体不明〜ダークヒーロ〜

現在、#ジャンプルーキー に、掲載しております。一人の少年の記憶と想い。その姿を見守る者が居た。どうぞお時間ありましたら読んでやって下さい。

https://rookie.shonenjump.com/series/pGBIkZlsGUw

貴方を見守る人は必ず居る。

 

先ず今作はストーリーと漫画の基礎である運び、そして何より作画クオリティに気を配って描き上げた一作になりました。背景、人物etc

そして出張編集様にご指摘いただいた『雑誌に掲載された時のテキストの大きさ、吹き出し

大きさ、位置関係、物語のもっと深い運び方』を手直しし、何度も推敲を重ね、コツコツ一日

少しづつでも丁寧に、読者様に読んで、少しでもお時間を頂戴した分、良い気分になって頂け

るように作り上げました。

 

 

前作、何度も恋をするは自分の描きたいように演出などを作り上げて、何ヶ月も眠っていた作品になりましたが

今作はキャラデザや登場人物のバランスなどなども、じっくり練り上げました。

先ずは毎日無い制作時間の中で取っていたのは「デッサン」

 

前回DM持ち込みをした際にやはり気になる部分です。っと言われたのもあり、他誌様の評価もちょっとしたデッサンの狂いが散見されることは

 

華日〜異世界レジェンドソルジャーはタイムスリップして恋をした〜を描き出した時から

気をつけねばならない項目でした。

 

漫画の基礎にあたるセリフ運びや物語の演出、ここも何度も推敲を重ねました。

 

先ずは出張編集様方に褒められた部分

・読者を喜ばせよう、魅せようとする演出の仕方が秀逸であったこと

・主人公がメインではない、難しいコンセプトに取り掛かってうまくまとまってること

・盛り上がるバトルシーンの迫力とキャラの魅せ方が非常に良かったこと

 

逆にご指摘いただいた部分は

・作品を通してターゲット層が中々わかりづらい部分がる

・デッサンに気を取られ、線に勢いがなくなってる部分もあること

・伝えたいことのいわゆる、パンチの部分があやふやなこと

 

 

全体を通して漫画の基礎に精魂を込めても「突き抜ける何か?」は絶対に必須なのだなっと

考えさせられました。

 

今回は流石の私でも挫けそうなほど、作画のコストは高く

それでも最初に設定した目標を崩すことなく先ずは『作品をしっかり完成させること』を

きっちり守り抜いた形になりました。

 

それはひとえに、読んでいただける皆様に少しでも良かったね。っと思って頂けるため

です。

 

今の私には「決して描きたいもの=読者様がよみたい漫画」に

 

今すぐグレードアップできるほど、実力も経験も知識も無いです。

しかしやらなければ、何も生まれません。

 

優れた何か、突き抜けた何か、独自性溢れる何か

は、必須ではありますが、先ずは漫画の基礎の基礎をしっかり叩き込んだ作品にしようっと

思い、読みづらさやみてて?っとならないような物語の運びも何度も訂正し

勿論、あってはならないケアレスミスも落ち着いて丁寧に仕上げました。

 

そしてテイストはハッチングという技法を取り入れ、背景もフリーハンドな線質を残しつつ

アナログの時のようにしっかりカメラワークなどの調整もしました。

 

 

何度も恋をする。のように突き抜け感はなくなってしまったかと思いますが

挑戦したかったバトルシーン、それまでの運び、本当に今できる自分の限界を一段階突破できた作品となりました。

 

演出に関しては好評頂いてるので、これからはやはりその方面をもっと突き抜けさせるよう

作品をもっと描いていこうと思いました。

 

作品は古いですがブラックジャックやバビル2世、デビルマンといった悪役にも見えそうな

怖いヒーローが主人公と繋がりがあり、感謝と忘れることのない紡がれる想いの姿を描きました。

 

お時間ありましたら、ゆっくり読んでやって下さい。

 

https://rookie.shonenjump.com/series/pGBIkZlsGUw

カッコイイを追求した一枚。

 

こうやって少し少しでも前進していく姿に、私自身凄く自信がつきました。

そして出張編集様とのご縁、指摘アドバイス、評価、誠に有難うございます。

 

季節は卒業と入学シーズン、春先に少し強く、そして進んだ自分でいられるのも

ひとえに、漫画制作から読者様まで、作品を通して出会えた皆様のおかげであります。

 

口癖ではございますが

 

『ありがとうございます。沢山の感謝を込めて。』

 

これからの制作はまだ決めかねておりますが、描きたいものの構想や今もデッサンやカラーいイラストなど手は止めてません。

 

また皆様に沢山、「いいね、よかったね」をお届けできるよう

精進していきます。

 

長文失礼しました。

 

それではまた!